デザフェス56とBaby.の存在意義 | Hand Made Leather Craft THE CHILD MIND

デザフェス56とBaby.の存在意義

半年ぶりのデザインフェスタ。

そして久しぶりのブログ。すみません。

ということで、東京へ!

朝は、激込み、、、Google先生マップの目的地までの時間が減らない減らない。

僕は激おこ。からのモンスター(大)も激おこ。

何とか到着。搬入。

今回から2ブースで、別々のブース内容にするので結構大変。

完成で、にこにこ。私のブランド!と言い張ってます、、、

接客のメインはモンスター(大)に任せて、

僕は裏でお菓子食べてます。

僕のお客様でもあり、弟のお客様でもあるY様がお子様連れで登場。

お会いしたのは初めてで、来ていただいたのは、オーダー品の受け取りという意味もありました。

今回結構な内容のオーダーをいただいておりまして。

ドキドキで納品しましたが、喜んでいただき、ホッとひといき。

愛用していただいているロングDCをパシャリ。

良い感じにエイジングが進んでおり、めちゃくちゃかっこよかったです!

またどこかでお会いできることを楽しみにしております!!

お次のCHILDMINDERは、もはや顔馴染みなF様。

美人すぎる奥様を連れて颯爽と登場!

Baby.トートとトラッカーを連れ去ってくれました。

ちょうど忙しいタイミングでなかなか話ができず、写真も撮れず無念です、、、

F様はたぶんまたすぐ会う気がするので(笑)

オーダーもばっちり仕上げますね!

デザフェス用に仕立てた赤がまぐちロング。

こちらを連れ去ってくれたのは、素敵な女性。

大変気に入っていただけたようで、嬉しかったです。

あとはベイビーちゃんの巾着スマホポーチがハマり、

結構な数が出ました。

大変ありがたいです、、、

一日目終了で、クソ重たい荷物を持ち電車で豊洲まで行き、チェックイン。

ご飯食べて、ドラフトコントを見終え就寝。

2日目!

1人目のお客様はまさかの8歳!?

ミニNくろみを、、、

めちゃくちゃびっくり!!

もちろん支払いは叔母様でしたが、嬉しすぎる。

将来有望な子でした!名前を聞いて、ばいばい。

いつかまた会いたい!!!

そして今日もCHILDMINDER達が、、、

やっとお会いできたS様。

出立ちがもうイケメンで、トラッカーの似合う男でした。

CHILDMINDER GP2nd のNICEトラッカー賞を受賞しただけありますね!

オーダーもいつでも連絡くださいね!!

館林から常連A様。

ゴリゴリのCHILDMINDERです、、

いつも本当にありがとうございます!!

栃木からはるばる来てくれたのは初出店からのお客様K様。

本当にいろいろ使ってくださっていて、いつもお世話になっております。

次は旦那様を連れてラブラブしながら来てくださいね!

あとは、細かいのがポロポロでて、

最後に同じ革細工をやる方がミニRRを購入。

作れるはずなのに買ってくれるってのはもちろん嬉しい。

これから職人を目指していくようで、

同世代の職人が増えるのはとっても嬉しいこと。

若い力で業界を盛り上げていきたいですな!!!

Baby.のデビューとしてはめちゃくちゃ良い出だしとなりました!

イチオシだった巾着スマホポーチが一番出てくれて嬉しかったです。

いろいろ反省もでたので、また成長して次の出店に備えます!!!

cottage組の革ラボパート5も結果出たみたいで何より。

単独ででてる柴崎さんもめちゃくちゃ売れてて

嬉しい限りですわ!

みんなのブース見たけど、みんな尖ってて素敵!

作りたいもの、好きなものだけを並べてて、

客に寄せて行ってないところがたまらなく良かったです!!!

このまま成功な革ラボのまま、良い流れのまま

行ってくれたら、師匠も嬉しいだろうし、僕も嬉しいです!

そして今回デビューしたBaby.ちゃん。

このブランドの存在意義を少し書こうかなと思います。

僕はこの革細工屋さんで生きていきたいんです。

しがみついてでも。

まだまだ売り上げが安定していない中で結婚。

子供もいる。

妻は看護師だから収入は安定してるけど、頼り切っていられないし、しっかり家を成り立たせなければならない。

いろんなプレッシャーがありました。

僕が作りたいものだけを作って成り立っていくのが最高の形だと思いますが、そう簡単にはいかないのがこの業界。

さすがに限界がありました。

いろいろ考えて、

ミシンを入れたタイミングでサブブランドとしてBaby.を立ち上げて、

作りたい作品ではなく、売れる作品を作り、イベントに特化したブランドにしました。

こうすることで、イベント出店の安定した売り上げを残せる、と。

イベント出店は新しいお客様と出会える、売上を伸ばせるチャンスでもあるけど、経費がでかい。時間もとられる。

THE CHILD MINDを理解してくれるお客様と出会える確率は肌感覚で1割がいいところ。

この不安要素を拭えるようにしました。

以前から、この作品はTHE CHILD MINDとして販売していいのか、、、

と考えるような客層に寄せた作風のものをいくつか作ってきました。

生きていくための努力に他ならないですし、

もちろんどれも妥協はありませんでしたし、色遊びやカワイイもの好きな僕にとっては楽しかったのですが、やはりなんとなくモヤモヤがありました。

ですが、Baby.を立ち上げてからは、そういった悩む作品をTHE CHILD MINDで作らなくて済むようになり、

僕の思うカッコイイを貫き、理想のTHE CHILD MINDを目指せるという最高の状態になりました。

なんで、Baby.を立ち上げたの?って思う方もいらっしゃると思います。

僕にとって

革の仕事だけで生活していける、家族を養っていける、ということがなによりも大切です。

それを続けるためにも必要なブランドですし、

僕の思うカワイイも表現できる大切な場所でもあります。

そして何よりも理想のTHE CHILD MINDになるために必要でした。

革細工職人を目指す人が見ていたら、、、

やりたいことと、やらなければならないこと。

このふたつと上手く向き合っていかないと、この業界ではやっていけないことがほとんどです。

やりたいことをするために、やりたくないことをやる。

僕の場合はどっちも楽しいからその辺の気持ちの折り合いをつけるのは楽でした、、、

夢のある職業ですが、現実はシビアで残酷です。

こんなことは書かない方がいいとは思いますが、僕は素直さの塊なので、つい。

僕は革細工業界がこれからどうなろうと、受け入れて対応していくつもりです!

ということで

デザフェスの振り返りとベイビーちゃんについてでした!

あらした。

月曜日は休みました。

娘を二日間バーバの家に預けてしまったので、保育園を休ませて動物園と公園に。

写真撮ってるのにこっち向かないってどういうことなん。

モンスター(大)はダチョウを見て、クジラ!?って大きい声で言ってて恥ずかしかったです。

あらした。